仲村巌チャレンジ基金は「外界志向」「志」「挑戦」の点で、沖縄の若い人材の目標となる個人、グループを賞賛し、その活動を応援します。

2019年 受賞者

2019年ロッキーチャレンジ賞 受賞者

大嶺 未来 氏
ピアニスト / 尚美学園大学非常勤講師

大嶺 未来 氏
ピアニスト
尚美学園大学非常勤講師

那覇市立古蔵小学校・中学校卒業
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校ピアノ専攻卒業
東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻入学
東京藝術大学在学時にワルシャワ・ショパン音楽院(ポーランド)に留学
ポーランド国立ワルシャワ
フレデリック・ショパン音楽院器楽科ピアノ専攻入学
東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻中退

2006年
ポーランド国立ワルシャワ・フレデリック・ショパン音楽院器楽科ピアノ専攻卒業・芸術学修士修了
首席卒業生に贈られるマグナ・クム・ラウデ賞受賞

2010年
ドイツ国立ベルリン芸術大学ピアノ専攻(3年次編入学)卒業

2012年
ドイツ国立ベルリン芸術大学大学院ピアノ専攻コンチェルトイクサメン(国家演奏家資格)取得卒業

 

職歴:

2010年4月
尚美学園大学芸術情報学部音楽表現学科ピアノコース非常勤講師(現在に至る)

2011年~
一般社団法人全日本ピアノ指導者協会ピティナコンペティション審査員・ステップアドバイザー、クラシック音楽コンクール、ブルグミュラーコンクール審査員、朝日カルチャーセンター講座講師を務める

 

大嶺未来氏は沖縄県那覇市出身で、那覇市立古蔵中学校、東京芸術大学付属音楽高校ピアノ専攻卒業後、東京芸術大学在学時に、ワルシャワ・ショパン音楽院に留学しました。2006年に同校を首席卒業し、主席卒業生に送られるマグナ・クム・ラウデ賞を受賞しております。2010年ベルリン芸術大学ディプロマ過程を最優秀の成績で卒業しました。また、留学中から世界的ピアニストとして音楽活動をすると同時に、世界各地で開催される名だたるピアノコンクールで数々のタイトルを獲得したことでも有名です。

2010年帰国後は東京を拠点に活動し、東京オペラシティ・リサイタル、ポーランド広報文化センター主催によるショパンリサイタルなど数々の演奏活動で好評を博しました。近年ではラフマニノフ作品にチャレンジし、2013年から2016年にわたりラフマニノフ全曲演奏シリーズとしてソロ曲奏破しております。CD 『ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番/練習曲集「音の絵」作品39』は、レコード芸術特選盤、読売新聞サウンズBOX推薦盤、音楽現代準推薦盤に選ばれました。仲村巌チャレンジ基金では大嶺未来氏のピアニストとしての折り紙付きの実力に加え音楽教育への貢献も評価しております。PTNAピアノコンペティション課題曲CD演奏収録ピアニスト(2012年)としての貢献をはじめ、コンクール審査員活動、ハイレベルの個人指導や学校クラスコンサート、尚美学園教員としての音楽教育、さらに今年(2019年)からは(一社)全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)組織運営に参加するなど、まさに「コンペティションレベルからすそ野まで」幅広く活動しています。これは大嶺未来氏の広い視野と「志」と「チャレンジ精神」のもたらすところと考えております。

仲村巌チャレンジ基金では、国際的なピアニスト大嶺未来さんの卓越した実績、そして後に続く若い方に限りない勇気と希望を与えるその「外界志向」と「高い志」および「チャレンジ精神」を称え、令和元年6月16日、琉球新報ホールにて、第10回ロッキーチャレンジ賞の授与式を開催しました。

大嶺未来氏の受賞あいさつ(要旨)
「このたびは、このような素晴らしい賞をいただき、大変光栄に思い、また、とてもうれしく思っています。ありがとうございます。このような、挑戦する人、沖縄から世界に出て活躍する人を応援している団体に選んでいただけたことをとてもうれしく思いました。音楽家は小さい頃からコンクールを受けて、そして賞をいただいたときだけ表彰されるというのが常だと思うんですけど、このように二十代を越えて演奏活動と指導活動をしている中で (表彰されるというのは) 、本当に稀ですし、また他の音楽家の方達からも心強いと、応援のメッセージをいただきました。音楽を続けていって頑張っていくと、このように、のちのち、表彰されることがある、みなさんに応援していただける存在になれるということを若い皆さんに示せたのかな、と思っています。今回は本当にありがとうございました」

授与式後は「第1回琉大未来共創フォーラム」を開催、テーマを「芸術に生きる」と題し、第一部では岡田恵美琉球大学教育学部准教授が大嶺未来さんへインタビューし、これまでの道のり、音楽とどう向き合ってきたのか、これからの展望等を語っていただきました。
以下に大嶺氏の言葉を抜粋・掲載いたします。

「クラシック音楽というのは何百年も前からヨーロッパで栄えてきた文化で、それを代々継承してきたものなので、文化、作曲家の背景、言語を知ることで、作曲家が伝えたいことを理解して、それを再現しようとするのが、本当の演奏家だと思っています」

「(若い人たちに伝えたいことは) もし何かのことをやりとげたいと思うんだったら、視野を広く持って、意を決して、自分がたとえつらい思いをしようが突き進むべきだと思います」

第二部は受賞記念リサイタルとして、大嶺未来氏にショパン、ラフマニノフの楽曲7曲を演奏していただきました。

Miku Omine Official Website

大嶺未来 オフィシャルブログ

 

※ 以下に大嶺未来氏の主な活動歴・受賞歴を記します。

 

大嶺未来氏の主な活動(演奏・教育・指導・支援活動等):

2000年~
沖縄シュガーホールでのデビューリサイタル以降、日本・海外でソロリサイタル、コンチェルトソリスト。海外では、ポーランド、ドイツ、ベルギー、スペイン、クウェート、キプロス、アメリカなどで演奏。

2012年
第36回ピティナピアノコンペティション課題曲CD演奏曲収録ピアニスト

2013年~
学校クラスコンサート(埼玉県、沖縄県)

2013~2016年
ラフマニノフ・ピアノソロ作品全曲演奏シリーズ(東京・全6回)


2014、2015年
東日本大地震「山田町に届け!復興支援チャリティーコンサート」(茨城)


2016年
CD『ラフマニノフ・ピアノソナタ第2番/練習曲集「音の絵」作品39』リリース。
※ レコード芸術特選盤、読売新聞サウンズBOX・推薦盤、音楽現代・準推薦盤に選出。


2019年
CD『ラフマニノフ・ピアノソナタ第1番/練習曲集「音の絵」作品33』6月7日リリース。
※ レコード芸術 準特選盤、音楽現代 準推薦盤に選出
同年、(一社)日本ピアノ指導者協会(ピティナ)組織運営委員に就任

 


大嶺未来氏の主な受賞歴:

2000年
ポーランド
第4回アルトゥール・ルービンシュタイン記念若いピアニストのための国際コンクール・優勝

2002年
チリ
第29回ルイス・シガル国際コンクール・ファイナリスト栄誉賞、チリ現代作品最優秀演奏賞

2003年
スペイン
第10回サン・セバスチャン国際コンクール・優勝

2003年
ドイツ
第3回ザイラー国際コンクール・第5位

2004年
チェコ
第56回プラハの春国際コンクール・セミファイナリスト特別賞

2004年
イタリア
第55回ヴィオッティ国際コンクール・ファイナリストソロプティミスト賞(最優秀女性ピアニスト)

2004年
アンドラ
第10回アンドラ公国国際コンクール・第3位

2005年
スペイン
第51回マリアカナルス国際コンクール・セミファイナリストメダル

2005年
ポーランド
第15回ショパン国際コンクール・セミファイナリストディプロマ賞

2006年
ポーランド
マグナ・クム・ラウデ賞(ワルシャワ・ショパン音楽院首席卒業者に贈られる)

2008年
ドイツ
第16回アルトゥール・シュナーベル国際コンクール・第3位

2009年
ドイツ
スタインウェイ賞(2009年度ベルリン芸術大学最優秀の学生に贈られる)

2015年
日本
2014年度(第49回)沖縄タイムス芸術選賞・洋楽邦楽部門・大賞

2019年
日本
2019年度(第10回)ロッキーチャレンジ賞受賞

 

 

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