仲村巌チャレンジ基金は「外界志向」「志」「挑戦」の点で、沖縄の若い人材の目標となる個人、グループを賞賛し、その活動を応援します。

2012年受賞者

2012年ロッキーチャレンジ賞 受賞者

国連ニューヨーク本部
人道問題調整室(OCHA)

緊急人道支援基金調整課長 新垣尚子氏

 

Shoko Arakaki photo

新垣尚子氏

那覇市立城西小学校 卒業
那覇市立首里中学校 卒業
私立興南高等学校 卒業

カリフォルニア州サクラメント大学 卒業
沖縄国際大学 社会学科卒業

1995年  国連ジュネーブ本部インターンシッププログラム参加
1995年  国連開発計画(UNDP)勤務
1997年  立命館大学国際関係研究科修士課程修了
1999年  東チモール国連平和維持活動(PKO)参加
2000年  立命館大学国際関係研究科博士課程修了
2002年  国連ニューヨーク本部人道問題調整室(OCHA)勤務

 

新垣尚子氏はニューヨーク国連本部の人道問題調整局で2つの部署の課長を兼任し獅子奮迅の大活躍をしている沖縄が生んだ傑出したグローバル人材です。

国連の人道問題調整局は世界193か国の国連加盟国との人道問題に関する連絡、情報提供、問題調整、交渉、資金集めを担う国連の人道問題窓口兼司令塔です。

新垣尚子氏はそこで、ひとつは資金提供国との連絡調整、および世界で起きている紛争や自然災害によって被害を受けている加盟国や人々への人道援助を実施するための資金作りという大変複雑で気骨の折れる仕事と、またもうひとつは国連の中でも最も大きい緊急人道援助信託基金の管理責任を任されています。

2011年9月に行われた国連総会において、「アフリカの角」で起きている歴史的食糧問題と大規模な飢饉に対する政治的、資金的支援のための閣僚会議」の最高責任者に抜擢されて大成功に導いたことは特筆に値します。

新垣尚子氏は私立興南高校を卒業後米国留学しました。留学中、異なる文化と異なる環境の中で差別問題等を考えたり論議したりする過程で自己認識の重要さや沖縄のことをもっと知りたいという思いを強く抱くようになり、沖縄国際大学に入学しました。卒業後、学者への道を目指して立命館大学大学院に進学しました。大学院2年目にジュネーブの国連本部でインターンシップをしたことがきっかけになり国連職員となりました。

それ以来16年間、地球全人類の宝であり、未来への希望のよりどころである国連を活動の場として、さまざまな国と関わりあってきました。

平和維持活動や緊急人道支援などで、危険な紛争国を駆け巡って活躍してきた新垣尚子氏を支え続けていたのは「人の命を救うことの大切さへの信念」と述べられていますが、沖縄戦の聞き取り調査で体感した「命どぅ宝」の思いが心の奥深く人格となって息づいているように思われます。

氏は国連という世界中の種々雑多な人々が働く場で、様々な異なる言語と文化と考え方と価値観と経験を持つスタッフともに、日々複雑多岐な課題の解決に取り組んでいるわけですが,氏のチャレンジ精神を支えるモットーは
「何が起きても物怖じしないこと」
「どんな困難な問題からも逃げないこと」
「決してあきらめないこと」です。
氏にエールを送ると同時に氏に続く人材が輩出することを願っております。

授与式は2012年6月1日(金曜日)琉球大学21世紀フォーラムで行いました。

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